【中学生・高校生】知識系の暗記を徹底しよう
暗記は学習の基本技です。苦手な人も得意な人もいるでしょうが、この技術は磨き続ける必要があります。あなたが身に着けられる最高の暗記力をつけましょう。
定期試験などで自己ベストを取るには、理解力を必要としない、暗記で取れる部分を100%得点する、ことが必要です。
1.反復回数を増やすこと。
2.暗記完了したものに印をつけること。
3.暗記していない(=印がついていない)モノのみ反復すること。
4.暗記するものが多数ある場合は、「覚えやすいもの」と「覚えにくいもの」にわけること。
5.「覚えやすいもの」を先に覚えること。
6.覚えたの基準は1秒以内。
1.反復回数を増やすこと。
そもそも英単語を覚えるなどの1対1対応の暗記は、人間は苦手だそうです。人間が得意なのはストーリー型の暗記。流れがある方が覚えやすいのです。連続ドラマという形式が成立するのは、そういうこと。しかし、ストーリー型の暗記では一度に大量に覚えることはできません。そこで、1対1対応の暗記ということになります。
デメリットとしては覚えにくいので、対抗策として反復回数を増やすということになります。では何回反復すれば覚えるのか。残念ながら一概には言えません。興味があるものは、反復回数が少なくても覚えますが、そうでないものはたくさん反復する必要があります。暗記するまで気楽に反復する、というのが正しい態度です。
2.暗記完了したものに印をつけること。
勉強するときにどれだけできたか、記録を取りながら勉強することは大切です。例えば100個の項目から10個テストされる場合、覚えた項目ばかり10個テストされたら満点ですし、運悪く覚えていない項目ばかり出題されたら0点です。暗記完了したものに印をつけていると、必要な反省をすることができます。
3.暗記していない(=印がついていない)モノのみ反復すること。
印をつけていると、すでに覚えているものを勉強する時間が削減できます。浮かせた分を覚えていないものに使うという効率化です。
4.暗記するものが多数ある場合は、「覚えやすいもの」と「覚えにくいもの」にわけること。
5.「覚えやすいもの」を先に覚えること。
苦手科目では大切な項目です。苦手科目ははかどる部分から取り組むことが大切です。自己ベストを更新すればいいのですから、「覚えにくいもの」は「覚えやすいもの」を覚えきってからでよいでしょう。そうやって気分を載せていきましょう。もし「覚えにくいもの」ばかり出題されたら?その時は仕方ありません。割り切ってください。まぁそんなことは起きにくいものです。
6.覚えたの基準は1秒以内。
1秒以内の即答にこだわるには理由があります。即答できるものは緊張に強いからです。
即答できないものは本番では使えない、という考え方の方が結果は安定します。
考える勉強は豊富な知識があって初めて効率的に進めることができます。まずは暗記を徹底する、からで結構です。それでは暗記、気楽に頑張ってください。次回は定期試験で「時間が足りなかった」のリベンジ法です。