【大学受験】国公立か私立か
2022.02.21
よく聞かれる話です。
京阪神の国公立大学については、原則的に関西私立最難関の同志社大学よりも難しい、という認識です。国公立か私立か、ではなくて、私立の延長線上に国公立がある、という考え方です。
なぜならば、国公立志望も必ずと言っていいほど私立を受験するからです。よって受験勉強をスタートさせる際には、私立で使う教科をまず軌道に乗せます。これが、ある時期までに実現すれば国公立で使う科目を本格的にスタートすればよいと思います。挑戦権獲得です。
このステップを踏まないと、共通テストでボーダーを取れないと、結果的に私立専願になってしまい、元から私立専願の生徒と勉強量で差がついて不利という、状況になってしまいます。
よって、押さえの私立の目途を立ててから、国公立に挑戦するという順番が、守りを固めてから思い切り攻めるという受験戦略になります。
もう一つの考え方は、就職です。進路実績を見た際に、国公立大学と私立大学で実現率に大きな差がある職であれば、こだわるべき状況が生まれてきます。